今日は「てぶくろ」
ああああああ
すみませんっっ
季節感、全くゼロですねっ
私にとって「て」は「てぶくろ」をどうしても描きたかったんです。
* * *
「てぶくろ」という絵本があります。
北欧の民話です。
おじいさんが落とした手袋に、森の動物たちが入っていく。
最初はネズミ、カエル、ウサギ、
・・・だんだんオオカミだのイノシシだの大きな動物が入ってきて
てぶくろがはちきれそうになったところで
おじいさんの犬が手袋を見つけて戻ってきたので
動物たちはちりぢりにいなくなってしまうお話です。
子どもの頃大好きだったお話で、
自分の子供にも読み聞かせる目的で購入した絵本ですが、
大人になってから見ると絵がとっても素敵なんです。
新たな魅力発見という感じで、子どもが成長してからも
捨てられず、いまだに本棚に入っています。
魅力1
もかもかした暖かそうなてぶくろ
動物たちが入るたびに、入り口やら窓やら煙突などが増設されていきます。
魅力2
動物たちの貫禄。
かわいらしいキャラクターではない、実際の動物のような絵。
でも、2本足で立ち、服を身にまとっています。
その服がまたおしゃれ。
民族衣装のしゃれた服を着ています。
魅力3
大勢の動物たちが入っちゃうところ。
今にもはち切れそうなところがいかにも本物っぽいのに、でも嘘なんです。
魅力4
終わりのいさぎよさ。
最後の動物が入るシーンは絵がありません。
ぱっと終わりになっちゃう後味の良さも気に入っています。
・・・ということで大学生のころ、
「てぶくろ」に出てきたのとそっくりな手袋を見つけ、つい買ってしまいました。
「てぶくろ」を読んだ方も多いはず。
お子さんの読み聞かせにいいですよね。
今は暑いので、冬になったらまた読んでみてください。
* * *
ということで、「てぶくろ」でした。
そんなに好きだったのね、ということで
季節外れの記事も笑って過ごしてくださいませ。