今日は「を」です
「絵を描く」にしました。
絵を描くこと・・・これは私にとって生活を楽しくする方法の一つです。
絵を描くといってもイラストをちょこっと描く程度のものですが、昔から描くことが好きでした。
でも絵を描くことを本業に据えるかというと、微妙です。画家さんというと「描きたい。表現したい!」という情熱を持っているイメージがありますが、私にはそれほどの情熱は・・・?
私にとって「絵を描く」とはどういうことなのかを今日は考えてみました。
私が絵を描くときは、何か説明するときが多いです。
友達に知らせる自宅までの地図
どんぐりゴマの作るときのコツ
ヨーグルトシフォンケーキの作り方
他にも、いろいろ描いています。
ものごとを理解するときにも、絵でないですが、図をよく使います。
会議などでどれが大事でどのような構造になっているか・・
そんなことを言葉で話したり文章で書いてあっても
私にはよく理解できないんです。
だから、会議中にも電話中にも自分のメモに構造図を書きます。
ぐるっと丸を付けたり矢印で線を引いたりしながら
理解します。
難しい文書を読みこむときも、時々図に表しながら理解していきます。
何の目的もなく、ただ絵を描くときは、ほんのわずかです。
ほんのわずかすぎて、このブログを始める以前には
20年くらい空いているのじゃないかと思うくらいです。
旅行に行ったときのスケッチ
友達と一緒に移った写真の模写
・・・ああ、後は思い出せません。
それくらい、何の目的もなく、ただ純粋に絵を描いていたことは少ないのです。
それを考えると、実は好きで描いているんじゃないかも、と思うのです。
必要だから絵を描く。
自分で理解しやすいように描く。
相手に喜んでもらうために描く。
純粋に、「絵を描きたいから、絵を描く」という気持ちは小学生時代くらいで終わり、それ以来これまであまり持っていませんでした。
私は絵を描くことは、「趣味」とは言えないんじゃないかなあと気づいたのです。
ですから、私は「趣味」として絵を描くのではなく、やりたいことのツールの一つとして絵を描こうと思いました。
ここにこんなイラストを入れたら楽しいだろうな。
このスペース、空いてて寂しいから、何かイラストを入れようかな。
そんなことを思いついて、ちょっとしたイラストを描く。
「何かを説明するときに、わかりやすく楽しんでもらうために」絵を描くのであって、内側から湧くエネルギーで描くのではないんだけど・・・それはそれでありでしょうか。
情熱は湧きあがってこなくても、描いているときは楽しいし、描いた絵がイメージにぴったりだと、とてもうれしいし、人が楽しむのを見るとこちらも楽しくて、また描こうって思います。
絵を描くことを本業にしている人は、「絵を描くぞエネルギー」みたいなものを常に持ち続けているのかしら。いろいろな人がいるから、絵を描くことに対する気持ちもいろいろだと思いますが、もしそうだとしたら、本当に生まれついたすごい才能のある人なんだろうなあとしみじみ思う今日この頃です。