2017年12月
ホームセンターで、スチール製の物置を購入!
形だけの物置から工房として使えるようになるまでをざっくりとまとめました。
天井の梁の取り付け以外はわたし一人でできました。
もしよろしければ参考にしてください。
購入したもの
タクボ物置
シャッター式
横 2900、奥行き 2600
内部の床、ほぼ7㎡
家の掃き出し窓からのぞくとこんな位置にあります
物置の中の構造
まずは基本の構造から。
スチール製の物置の中に、断熱材を敷き詰めました。
冬の結露や夏の高温対策です。
床は断熱材の上に構造用合板
根太として45㎜の角材
断熱材も45㎜のものをはめました
構造用合板は12㎜厚
壁はスチールの桟に木材を引っかけて胴縁代わりにし、そこに断熱材をはめてから構造用合板を打ち付け、その上に壁紙を貼りました。
L字金具多数
20×30ミリの杉荒材
断熱材 厚さ20㎜を2枚重ね
構造用合板12㎜
天井にも断熱材を入れましたが
あまりのたいへんな作業に記録写真を撮ることをすっかり忘れていました
手順はこのようにしました
1 壁に柱を取り付け
2 スチールの梁を木製の梁で覆う
3 梁に引っかける状態で断熱材・天井材を載せる
4 落下防止に枠取付
2も3も、重いしバランス悪いし足元は不安定だし、十分な足場もなくやるのはかなり厳しい。
梁の取り付けはさすがに一人では無理でした。
使用材料
断熱材 厚さ50㎜(避暑には100㎜以上必要でした!)
耐火ボード
ペンキ
梁・枠・・・ホームセンターの木材
これで断熱材が終わって、ひと安心!
内装
さて、次は工房の中です。
工房の中に、さらに小部屋を作ります。
木屑、埃から守れるストックルームが必要でしたので扉つきです。
本棚を向かい合わせにして作っただけの小さな小さな小部屋です。
小部屋の上も収納スペースです。
床は杉板を敷き詰めました。
下に合板があるので杉は12㎜厚。
機械や道具たちのためにキャスター付きのワゴンもたくさん作りました。
今のところ5台。この後もう少し増えるかも。
基本は白壁、小部屋の壁は黒板仕様です。
床と柱などの木材は屋外用塗料を使いました。
入口にはひさしもつけました。
簡易なもので、風にあおられると大変。
使わないときは畳んでおきます。
工房前のデッキ
製作は工房の前のスペースを使うので外も重要です。
なのでデッキを作りました。
頂き物のウッドパレットがありましたので、ウッドデッキを作るかわりに敷き詰めることにしました。
でも、パレットは大きさがまちまち。
綺麗によみがえらせたり高さをそろえたり、隙間埋めや水平出し。。。
地味に時間がかかりました。
何度も休止期間をはさみつつ作業して、何とか形になりました。
パレットの四角をそのまま使ったので全体を見るとおかしいですが、しばらくこのままで良しとします。
パレットには防虫防腐塗料を塗ってありますが、おそらく数年もすれば傷んでしまうでしょう。
そうなったらちゃんとしたウッドデッキを作るかもしれません!
(楽しみです( *´艸`))
スチール製物置で作業小屋ってどうかしら
スチール物置を使うことのメリットは大工工事をしなくて済んだことだと思います。
1人でできたのは物置の中だけを作ったからです。
もし全て木材で作っていたら、私には1年ではできなかったと思います。
おまけとして、外側はさすがスチールなので磁石が強力につきます。
なにかと便利です。
デメリットととしては、スチールの部分に負荷をかけないようにいろいろと気を遣うことかなと思います。
棚とか機械とか作業中の振動など、建物の構造に負荷がかかると思いますが、それをスチールに頼らないで中の柱、梁、床に力がかかるようにイメージして設計しました。
一から木材で小屋づくりをすればこの手間は不要です。
そうそう、あの天井設置の大変さが最大のデメリットかも!(笑)
小屋づくりを考えている方は、こんなやり方もあるんだという選択肢の一つで参考になるところがあれば使ってください。
長い記事におつきあいくださりありがとうございました。
ビフォー
アフター
夜までやってました (;^_^A
がんばったなあ!